確定拠出年金の平均数値を見ると日本人は投資をしないことがよく分かる件
皆さん、確定拠出年金入ってますでしょうか?
最近だと、イデコ(個人型確定拠出年金)が話題ですね。
ざっくり言いますと、原則60歳まで引きおろせない投資運用で、いろいろ優遇される制度です。
元本確保の金融商品(定期預金、保険)とリスクのある金融商品(投資信託)から選びます。
毎月の掛金の中で、何をどれくらい買っていくのか指定して、毎月毎月指定した金額の中で買える数量を買っていくものです。
¥企業型確定拠出年金
企業型は会社が出してくれる掛金のほか、マッチング拠出といって給与から自腹で掛金上乗せできる制度もあります。
会社からの掛金のみの場合もあれば、会社からの掛金+マッチング拠出の場合もあります。
お勤めの会社の規程によって様々かと思います。企業型確定拠出年金がある会社にお勤めの方は調べてみてください。
ちなみに私の勤めている会社はマッチング拠出がないです。しょぼいわぁ。
¥個人型確定拠出年金
イデコidecoと呼ばれる制度です。頭文字をとった愛称ですね。
これまたざっくりですが、今までは個人では加入できなかった確定拠出年金を個人にひらいたものです。無職や自営業の方なんかが新たに入ると思います。
証券会社や銀行にいって申し込みすればできます。ネットでもできると思います。会社によって扱っている商品ラインナップが異なるのでいろいろ調べた方が良さそうです。お目当ての商品がないと嫌ですよね。
前置きが長くなりました。詳細はググってください。
ここで言いたいことは、世の中平均として、個人の確定拠出年金資産のうち、元本確保型が5割ということです。
60歳までの平均なので大体これくらいなのかなと思いますが、私は元本確保の割合多すぎだと思いました。
年代別にみても、20代、30代で5割ほどですので、全世代で元本確保の傾向が高いのです。
大半が会社から出た掛金であるのに、投資に回さないのはびっくりです。
この数字からわかるように、日本人は投資に興味がないことがわかります。投資話をしても右から左に聞き流しがちです。
日本人の性格とか文化の影響かと思います。
これからの時代は聞き流していてはまずい時代になります。
少子高齢化で社会保障制度は崩れていくでしょう。国に頼れなくなるので、必然的に自分の金は自分で用意しなくてはならなくなります。
社会保障を手薄くして保険料少なくしてくれればいいのに。といいますか、そういった改革もなされるでしょう。
このように、いずれ国から突き放されることは容易に想像できます。
だから、自分で資産形成する必要があるのです。資産成長させるにはどうすればいいのか考えなくてはならない時代はすでにきています。
投資を義務教育に盛り込むべきですが、そうなると働きアリがいなくなるので、国としてもまだそこまでは踏み込まないでしょう。
さらっと経済の仕組み、投資の仕組みを教えて終了、という流れは続くでしょう。
思考停止して働いてくれる人々を容易に手放したくないので仕方のないことだと思います。保険料を納めてくれる会社員をいっぱい増やして厚生年金をふんだくれる人々を増やすことが目的だからしょうがない。
そうだからこそ、投資を自発的に勉強して、コツコツ資産形成に取り組む人が、厚生年金を払わずに済んで後々楽できると思っています。
投資に興味がない方もぜひ足を踏み入れていただければと思います。急いで稼ごうとすると損しますが、コツコツ投資すれば増えます。
私は急いでいるので損してます笑
※投資は自己責任でお願いします。相場に絶対はありません。
それではまた。